なので、下記は詳しく読んでください。
まずステロイドとはどのようなものなのか?
あまりご存じない方もいると思います。
なので、簡単にステロイドの説明をさせていただきます。
●ステロイドとは?
ここではステロイドと言うのは、ホルモンの変わりというふうに捉えていただければ、わかりやすいと思います。そして、そのホルモンには下記のような種類があります。
・コルチゾール
・コルチゾン
・コルチコステロン
・アルドステロン
・デオキシコルチコステロン
上記の中で、コルチゾール、コルチゾン、コルチコステロンが乾癬の症状に効果があると言うふうに考えられています。そして、このようなホルモンの役割を果たすものの中で科学的に生成されたものがステロイドです。
そして、このステロイドはアレルギーや炎症などを抑えるために使われます。
なので、アトピーや乾癬などの症状抑えるために利用している人が多いのです。
●ステロイドと副作用について
ではなぜこのステロイドを使う時に注意が必要なのか?
「ステロイドを使うとすぐに炎症がよくなります」(※よくなったようにみえます)
しかし、これはあくまでも対症療法であり根本的な解決になっていません。
実は、ステロイドを使った場合、
その部分の炎症が皮膚の内部の中に抑えられているだけなのです。
つまり、乾癬の症状に出てきていない状態なだけ!というわけです。
なので、表面的には乾癬の症状が治まったように見えるのですが、、それ自体が体の内部にまだ残っている状態なので、、、。
「強いステロイドを使った後に、急にステロイドをやめると一気に強い副作用が起こります」
そして、その体の変化に耐えられない場合がありますので、もしステロイドを使う場合は、用途を守って使うようにしてください。
ちなみに強いステロイドと言われているものには、
・メサデルム(大鵬薬品)
・マイザー(東京田辺)
・リンデロンDP(塩野義)
・アンテベート(鳥居)
・フルメタ(塩野義)
などがありますね。
乾癬の治療をする時はこのような副作用も考慮してゆっくりと確実に治療していくようにしてください。